「開館50年にわたる寄贈名品展」 於刀剣博物館

刀剣博物館が一度閉館して、新たに両国に建設されることから、この場所での最後の陳列として、館蔵の名品を展観している。
国宝は龍門延吉(後水尾天皇所持)、来国行(明石松平家伝来)、当麻国行であり、重要文化財は志津兼氏の短刀、二王清綱の短刀、五条兼永の太刀、古備前信房、雲次、古備前正恒、福岡一文字である。重要美術品も一文字宗吉、来国俊など12振が展示されている。
いずれも刀剣博物館が所蔵しているもので、何度か拝見しているが、静嘉堂などと違って照明が刀の拝見に適していて見やすい。
今回は、それぞれの御刀ごとに寄贈された人の経歴や刀剣協会との関係を、説明しているのが目新しい展示だ。往年の大コレクターのお名前が続く。

延吉は大和物らしくない刃だが、沸は強いのかなと想像する。手に取って拝見したいものだ。
志津兼氏の短刀は沸が美しく、形も小振りだが美しい。名品だ。清綱も二王には見えず、備前か青江だ。

宗吉は映りがどういうものかわからない人に、見せてあげると、映りをすぐに理解すると思う。

福岡一文字は華麗な刃文で、福岡一文字の標本である。誰もが、この華やかな刃文を好きになるだろう。
来国俊は焼きが高く、直丁字刃であるが、刃中の働きも面白く、これも拝見したい御刀だ。焼きはこの国俊より低いが明石の国行はもう一つ沸が強い感じだが、間近に比較してみたいものだ。

平日の昼であり、そんなに観客は多くないが、刀剣女子が3人ほど。外国人が3人ほどだ。刀剣女子は国行の写真などを撮っていた。

刀装具では安親の張果老図の鐔が目についた。それからパンフレットには出ていないが、刀剣古書の珍しい本が展観されていた。

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