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観楽読楽−観て楽しみ、読んで楽しむー
ブログ紹介
伊藤三平。ハンドルネームも考えたが、無責任なことは書けないのは同じ。だから09年から本名を名乗っている。
本は最近は100冊弱で、その読後感等が中心ですが、偏っているし、記憶力も悪化していますから的確ではないと思います。歴史ものが多いです。
美術品が好きで、「日本刀・刀装具の研究」と「広重のカメラ眼」のウェブサイトを持っています。日本刀では2016年12月に『江戸の日本刀−新刀・新々刀の歴史的背景−』(東洋書院刊)を上梓しました。

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タイトル 日 時
「竹内栖鳳 芸苑余話」 平野重光 著
竹内栖鳳は「東の大観、西の栖鳳」と称された巨匠である。先年、国立近代美術館で展覧会があり、その時にライオンを描いた屏風などの大作で、かつ西洋画的な屏風などを拝見し、「なるほど、凄いものだな」と感じた記憶がある。時に見かける小品とは格段の差があった。 ...続きを見る

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2019/06/15 20:07
「最期の絵 絶筆をめぐる旅」 窪島誠一郎 著
画家を20人取り上げ、その絶筆=最期に発表したとされる絵画を紹介しながら、その画家についてのエピソードを記している本である。 この中では野田英夫の「野尻の花」は信濃デッサン館で観て、実にいい絵だなと印象に残っている。この本で野田英夫のアメリカ人の妻は野田の最期を見届けずにアメリカに帰国するが、共産党員であって、野田の死も何か組織が関係のありそうな説もあることを知る。 ...続きを見る

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2019/06/12 20:31
「江戸の外交戦略」 大石学 著
標記のテーマに即して、わかりやすくまとめられている本である。章ごとの終わりに参考文献が明記されていているのもありがたい。 全10章は「1.鎖国前史ー東アジア世界の変動と第一次グローバリゼーション」「2.豊臣秀吉のグローバリゼーション対応」「3.戦後処理と鎖国の道」「4.鎖国体制−「四つの口」と琉球・蝦夷」「5.通信使外交の展開」「6.通信使外交の歴史的位置」「7.近世日本の朝鮮人」「8.将軍吉宗と国際情報」「9.第二次グローバリゼーション−合理主義・客観主義の浸透」「10.洋学の浸透」である。... ...続きを見る

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2019/06/08 10:39
「戦争の日本史17 関ヶ原合戦と大坂の陣」笠谷和比古 著
視点が斬新で、かつ興味深く、また著者の頭脳が整理されていることを証明するように読みやすい本である。 著者の言わんとするところを私なりに整理すると次の通りである。 @関ヶ原の前に、豊臣政権内で石田三成方と加藤・福島など七将の間で、朝鮮の陣に起因する対立がある。これで三成襲撃事件が起きる。なお三成は家康屋敷ではなく、自分の伏見の屋敷に逃げる。佐和山までは護衛を受ける。この後に家康暗殺計画が発覚して加賀前田家の家康への屈服などが起きる。 A豊臣方の合意として上杉討伐に家康や諸将が出向く。 Bこ... ...続きを見る

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2019/06/05 17:04
「戦国武将を育てた禅僧たち」小和田哲男 著
「なるほど」と思った書物である。この本によると、禅の教えは儒学と結びついていて、儒学は人間の道、政治のあり方などを教示してくれる。すなわち禅で戦国武将は統治者としての心構え、思想を学んだということが記されている。 禅門で学ぶ学問には兵法の書も含まれている。また易学とも強い結びつきがあり、この結果として禅僧から、戦国武将の軍師と呼ばれる者を輩出したことが記されている。戦争には運も大切だ。 また禅宗に限らないが、当時の宗教は全国に末寺を有して、ネットワークを持っていた。そういうこともあり、戦国武... ...続きを見る

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2019/05/31 05:21
「日本の金」彌永芳子 著
著者は「彌永北海道博物館」を運営しており、特に北海道の産金の歴史やアイヌ文化を研究している人と著者紹介にある。なんとなく脈絡が通らない展覧会のカタログ的な本である。 北海道の産金の歴史は文書が残っている範囲では江戸時代の松前藩政からになるが、それ以前の日本の産金史についても触れている。 まず陸奥の産金があり、それは天平21年(749)に陸奥国小田郡(現在の宮城県遠田郡湧谷町黄金迫とされている)から歴史に残る。聖武天皇の時の記録にもあり、大仏建立時の鍍金に使われたわけだ。 平泉の金色堂や義経... ...続きを見る

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2019/05/25 09:35
「ペンシルワーク 生の深い闇から」 木下晋 著
鉛筆を使い、精緻と言う表現を超えて、内面まで刻み込み、抉るような絵を画く木下晋の画文集である。木下氏が折に触れて、新聞、カタログ、雑誌などの発表した文章をまとめ、それに書き下ろしの文章も織り込んで編集されている。 ...続きを見る

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2019/05/23 21:12
「日本の歴史19 文明としての江戸システム」鬼頭宏 著
講談社の日本の歴史シリーズである。表題のように、江戸時代を政治的事象、人物の事績、文化・芸術などは取り上げずに、江戸時代といものを全体システムととらえようとしている意欲的な本である。具体的には人口の推移、生産量の推移と生産品目の変化や、それをもたらした耕地面積の推移、働き手である当時の農村の家庭事情、結婚、離婚、出生率なども調べて明らかにしようとしている。この一つとして、貨幣経済下で勤勉に働けば収入になって豊かになるという意識も大きかったと説く。 また人口の伸びや経済成長が停滞した時は資源が限... ...続きを見る

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2019/05/20 08:40
「メアリー・エインズワース浮世コレクション」展 於千葉市美術館
この展覧会は、明治の後期に来日したアメリカ人女性メアリー・エインズワース(1867〜1950)が蒐集した浮世絵の展覧会である。彼女は日本で購入するだけでなく、アメリカのオークションでも買い集めていた。 現在、オハイオ州オーバリン大学のアレン・メモリアル美術館に1500点が寄贈されている。今回里帰りははじめてとのことで200点が展観されている。 ...続きを見る

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2019/05/14 21:24
「もっと知りたい 千葉県の歴史」小和田哲男 監修
この本は千葉県に関する歴史的事項を「史跡篇」「信仰篇」「事件篇」「人物篇」「文化・生活篇」に分けて簡単に説明している。簡単だけに断片的であるが、こんなことがあったのとか、こんな人物がいたんだということがわかる。 ...続きを見る

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2019/05/12 16:33
「日本刀の華 備前刀」展 於静嘉堂文庫美術館
刀剣の畏友H氏と標記展覧会に出向く。ここは備前刀に良いものがある。それは明治の大鑑定家今村長賀をアドバイザーとして岩崎家が集めたからである。今村長賀は正宗抹殺論側に与した人物で、備前刀を最上位の刀剣とし顕彰している。 ...続きを見る

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2019/05/09 21:15
「戦国京都の大路小路」 河内将芳 著
戦国時代の京都は上京と下京の2つに分かれていたとの話は知っていたが、この本は具体的に地図に落とし込んでおり、よく理解できた。 また洛中洛外図などの絵を駆使して、それら市街地を廻らせていた土塀や堀の様子もよくわかる。堀を掘った土で、土塀を作り、要所に門があるが、その門のいくつかには櫓がある。土塀で囲まれた全体が惣構となる。 堀の中には、幅約6.5b、深さ約2bの跡も発掘されている。 中世ヨーロッパや中国の都市と同様である。もちろんヨーロッパは石造りという違いがある。 ...続きを見る

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2019/05/05 06:37
「私家版 大きな時計」 舟越保武 著
昨日、本箱を整理していたら、標記の本が出てきた。外箱に入っていて、中の本にはパラフィン紙もかかったままで、読んだような痕跡も無い本である。 私は舟越保武の良いデッサンを所有しており、その縁で購入して読んだ本だと思うが、改めて再読した。この人は彫刻家が本業であるが、文章においても、「巨岩と花びら」というエッセイで、日本エッセイスト・クラブ賞を授与されている。 ...続きを見る

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2019/05/02 08:13
「細川忠利」 稲葉継陽 著
細川忠利とは細川忠興(三斎)の跡を継いだ大名である。この本で認識を新たにしたところがあり、興味深い本であった。副題に「ポスト戦国時代の国づくり」とあるが、戦国期の細川忠興(三斎)の時代から、天下泰平の時代=徳川幕府に気を遣う時代に、どのように国づくりを行い、対処していたのかを明らかにしている。今は永青文庫に伝わる細川家の膨大な文書をもとに展開している。 ...続きを見る

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2019/05/01 08:16
「日本の色を知る」吉岡幸雄 著
江戸時代から続く家業の染色屋を営んでいる著者の本であり、季節ごとの色にちなんだ風物を取り上げ、季節の情景を身の周りから浮かび上がらせ、これらのことが詠われている昔の物語や和歌などを紹介している。 ...続きを見る

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2019/04/30 09:46
「落日の豊臣政権」 河内将芳 著
副題に「秀吉の憂鬱、不穏な京都」とあるが、文禄年中の京都を中心とする地方の世情を記していて、なるほどと思うところがある。 秀吉の時代は 「慶長見聞集」に「弥勒の世」と記されたり、「大かうさまくんきのうち(太閤様軍記のうち)」に「太閤秀吉公御出生よりのこのかた、日本国々に金銀山野に湧き出て」とあるように、豪華絢爛な桃山時代と思われているが、それとは違った事実を教えてくれる。 ...続きを見る

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2019/04/27 08:23
「日本美術読みとき事典」 瀬木慎一 著
日本美術の仏像と絵画について、その形式、様式、技法などを解説した本である。 仏像については仏の位階や仏の役割や、仏を守る天部、神将などの役割を解説している。簡単に述べると、阿弥陀如来などの如来が最高位で、次いで菩薩。天部とは吉祥天とか○○天と付く仏像で、神将は十二神将である。 ...続きを見る

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2019/04/26 10:53
「ギリシャ人の物語V」塩野七生 著
第V巻は「第1部 都市国家ギリシャの終焉」、「第2部 新しき力」の構成である。 「第1部」ではスパルタがペロポネソス戦役に勝つが、スパルタの覇権はギリシャに前向きな影響を何ももたらさなかったことを書いている。 スパルタは軍事最優先の国、その軍事は最上位の階級のもので、階級制をあくまでも維持する国である。そして軍事以外の文化的なことは何もない。その軍事も最上位階級の軍事(=戦争)による消耗を防ぐ為に市民兵よりも傭兵が活躍するようになる。内部の身分格差はそのまま残るから、階級間対立に常に神経を使... ...続きを見る

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2019/04/21 08:20
「古文書返却の旅」網野善彦 著
著者は網野史学と言われるような斬新な中世史観を提供した歴史学者だが、この本は著者の研究が数多くの古文書を読むことで生まれた背景をエッセイ風に書いている。 著者は戦後1949年に東京月島の東海区水産研究所の仕事に従事する。その仕事は漁業制度改革の資料とする名目で、全国各地の漁村の古文書を借用・寄贈で集めることである。 主唱者は宇野脩平氏でソ連のアルヒーフ(文書館)を目標としていた。しかし古文書の整理は膨大な作業で、その内に予算が切られ、品川区戸越の文部省史料館と同じ敷地に水産庁水産資料館が19... ...続きを見る

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2019/04/15 15:43
「ギリシャ人の物語U」塩野七生 著
しばらく間が開いたが、第U巻を読む。副題に「民主政の成熟と崩壊」とあるが、成熟が「第1部 ペリクレス時代」で崩壊が「第2部 ペリクレス以後(26年間)」だ。 (第T巻の読後ブログhttps://mirakudokuraku.at.webry.info/201807/article_3.html) ...続きを見る

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2019/04/10 18:10

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