浜離宮恩賜庭園

今日は築地の市場の中で昼飯に寿司を喰い、その後、近くの浜離宮恩賜庭園を散策する。寿司はネタは良くて美味しいが、包丁を入れて柔らかさを変えたり、食感に変化を与えたり、焙ったりして別の旨みを出したり、塩で焼いたり、タレを使ったりという職人仕事はしていない。ここまでしなくても、客が来る場所だ。昼過ぎだったが、多くの店で並んでいた。

浜離宮は、今は入場料を払うと、中で希望者に無料でイアホン・ガイドのような端末を貸してくれる。いくつかのコースが選択できるが、天気も良く、庭園一周コース、約90分を選んで廻る。それなりに便利で重宝する。

借景が湾岸のビル群、汐留のビル群であり、そこは興ざめなのだが、広い庭で、海水も取り入れる構造で、さすがは将軍家の庭だと思う。
京都の庭と異なり、大名庭園形式であり、池と、その中の島、それに全体を見渡せる人工の築山で構成して、要所に茶室などの建物だ。この建物は関東大震災やらで焼失して、すべてが再建である。現在再建中の建物もある。
植木は少ない。そして松がメインの庭である。途中に梅林や牡丹園などがあるが、それは皇居東御苑と同様である。松には、見事な枝振りの松も残っている。「三百年の松」などは見事であり、末永く残して欲しいと思う。

今は芝生になっている場所が多いが、江戸時代は何だったのだろうかと思う。下草は小石川後楽園などはクマザサだったと思うが、江戸は京都と違うからこんなものだろう。

歴代将軍の中でも、吉宗は無粋の男で、この庭を実用的な用途に使うことにし、馬場を設けたりしている。刀鍛冶を全国コンクールをやり、その上位者に、浜離宮で刀を打たせたのも吉宗だ。どこが鍛冶場の跡だろうか。

徳川慶喜が鳥羽伏見の戦い後に、会津藩主なども連れて逃げ帰ったきて、江戸に上陸したのが、ここの船着き場(将軍御上がり場)というのも感慨にふける。

珍しいのは鴨などの狩り場の様子が、残されていることである。鷹狩りと言っても、ある程度は鴨を騙して追い込み、それを塹壕のような土塁の中から見張り、頃合いを見て、捕まえるような仕組みで、なるほどと思う。

六義園、清澄庭園などの江戸の大名庭園と感じは能く似ている。小石川後楽園はもう少し高低に変化がある。


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