「奇想の天才絵師 歌川国芳」 新人物往来社編

主に図が中心の本である。私は広重、それも「名所江戸百景」が好きで、他は手を広げないようにしているが、国芳の風景画は好きである。ただ、国芳の風景画は、価格が高く、この価格で買うならば広重の名所江戸百景がいいとしてきた者である。

ここに、「東都三つ股の図」という隅田川で舟の底を焼いている絵だが、たしかに東京スカイツリーのようなものが描かれているのに驚いた。煙、雲が淡い色合いの変化で良い。人物は国芳らしく動きがなんともいえない。
武者絵の国芳で人気を博したが、私はあまりいいとは思えない。
美人画は顔が同じである。これは国芳に限らず、歌麿以外は皆、この傾向がある。

むしろ、猫や人間の身体を組み合わせた遊び絵は面白い。漫画のニャロメの原型のような絵は楽しいし、時代に先駆していると言うのだろうか。


ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 1

面白い

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック