映画「キクとイサム」

この映画は1959年に封切られた映画である。この映画の脚本を書いた水木洋子さんが、市川市八幡の在であり、この地の水木洋子市民サポーターの会が主催しての映画会での上映であった。水木さんは私の家からも7分程度の所に住んでいたわけで、小さい時に永井荷風の話と同様に聞いたことがある。
この映画は、ちょうど封切られて50年、今年は水木洋子さんが亡くなって7回忌とのことだ。監督の今井正の17回忌とのことだ。
映画は戦争後、米兵と日本人との間に生まれた姉妹が、日本人の母が亡くなった後に、母の実家の東北地方の祖母に育てられる。この地の小学校で暮らす中で、子供たちの間の差別に直面しながらの心の屈折が出た行動を2人はとる。大きくなればなるほど、「違い」を本人たちも自覚していく。それは周りの他の子供たちも同じだ。もちろん周りの大人も子供ほどは直裁な差別はしないものの心の中は同じだ。それらの差別にあいながらキクとイサムを守り、育てる祖母の愛情。ただ祖母も歳が歳で腰の痛みを抱えている。こうした中、世話をする人がイサムをアメリカに養子に出すようにとの話を持ってきて、アメリカに渡る。尼寺に行けと言われたりして、キクは一度は自殺も試みるが、祖母の愛情で立ち直っていくというストーリーである。
人種差別問題を大上段にかかげず、子供たちの交流や、それを受けたキクとイサムの言動から、非道なことをわからしめるような内容で、なかなかいい映画である。
映画のあと、キク役の高橋恵美子さん(今は歌手として高橋エミさん)の歌とトークショーがあった。



キクとイサム / 高橋恵美子
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メーカー名ビデオメーカータイトルキクとイサムアーティスト高橋恵美子品名/規格番号DVDADE 356

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