アクセスカウンタ

プロフィール

ブログ名
観楽読楽−観て楽しみ、読んで楽しむー
ブログ紹介
伊藤三平。ハンドルネームも考えたが、無責任なことは書けないのは同じ。だから09年から本名を名乗っている。
本は年間130冊前後を濫読。その読後感等が中心ですが、偏っているから一般的ではないです。最近は江戸時代の歴史、昭和の戦争前の歴史などを多く読んでます。
美術品が好きで、「日本刀・刀装具の研究」と「広重のカメラ眼」のウェブサイトを持っています。日本刀では2016年12月に『江戸の日本刀−新刀・新々刀の歴史的背景−』(東洋書院刊)を上梓しました。
絵も、陶磁器も名庭や美味しいものも好きですので、そのことにも。

zoom RSS ブログ 新着記事

タイトル 日 時
「武士の成立 武士像の創出」 高橋昌明 著
示唆に富む本で大変参考になった。内容が豊富で出典も章ごとに明示されている。簡約すると、これまでの日本の歴史では、武士の成立は東国で、在地農村領主の中から誕生し、それが鎌倉幕府の成立の中核になったというストーリーだが、この本では、武士は奈良・平安時代の公家の中において成立していて、武芸もそちらの方が本家であったと説く。 ...続きを見る

ブログ気持玉 / トラックバック / コメント

2018/02/21 18:26
「追憶の彼方から 吉岡憲の画業展」 猪羽恵一, 後藤洋明 編
昨日は、国立近代美術館の資料室で、関心のある画家のカタログ、画集の資料を読んだ。その一つが標記の吉岡憲の展覧会図録であり、他は古茂田守介関係だ。読んだのは古茂田関係の方が多いが、標記の吉岡の方の図録にコメントする。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/02/17 09:03
「江戸絵画の非常識 近世絵画の定説をくつがえす」安村敏信 著
タイトルのように、現在、江戸絵画で常識とされている通説に疑問を呈している本であり、今後の研究に大事な視点を提供している。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/02/14 16:37
「日本の歴史 六 院政から鎌倉時代 京・鎌倉 ふたつの王権」 本郷惠子 著
院政の時代から鎌倉時代の終焉までを叙述している。タイトルに「ふたつの王権」とあるが、鎌倉時代の東国(御家人を地頭などにした所)は鎌倉幕府、畿内・西国(荘園、国司)は朝廷が管轄していたような状況と、朝廷は朝廷で院と天皇の2重権力、幕府は幕府で将軍と執権などに権力のありかが別れていることを示している。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/02/11 13:34
「現代刀職展ー今に伝わるいにしえの技ー」 於刀剣博物館
本日、はじめて新しい刀剣博物館に出向いた。ある方のお供で出向いたので、展示されていた作品をじっくりと拝見していないので、作品についての意見は控えたい。出品者のお名前を拝見すると、私がはじめて知る刀匠や研師や金工、柄巻き師も多い。若い人が学んでいただけるのは心強いが、昨今の刀剣市場の動向を考えると、生活ができるのか心配になる。 この展覧会とは別に刀文協の方にだけ出品される職人もいるわけであり、本当に心配である。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/02/09 23:09
「上杉鷹山の師 細井平洲」 童門冬二 著
上杉鷹山は立派な藩主だと思う。その鷹山の師が儒者の細井平洲である。評伝的小説だと思うから、内容の全てが真実ではないと思うが、細井平洲は両国橋の袂で、大衆に講釈をして人気があったことを知る。難しい学問の内容を大衆にもわかりやすく説き、実践に資するように話した内容もさることながら話術も上手だったのだろう。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/02/08 08:37
「歴史時代小説名作アンソロジー 刀剣」 末國善己 編
この本は骭c一郎、山本兼一、柴田錬三郎、東郷隆、林不忘、好村兼一、新宮正春、宮部みゆきの短編小説から刀剣に関する短編を集めて編集した文庫である。2016年4月に出版されているが「刀剣女子」なる人種が増えてきたことを踏まえて編集されたものであることは、編者の解説でも明らかである。 各編の最後に、その短編に登場した刀剣作者の刀と解説を簡単に紹介している。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/02/05 11:13
「こころ」 夏目漱石 著
昔、途中まで読んで、その辛気くさい(関西弁で、思うようにならずにじれったいという意味)叙述から中断していた小説を読んだ。さすがに名作と言われている小説であり、心に響くところがある。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/02/03 09:43
「巨匠 狩野探幽の誕生」 門脇むつみ 著
狩野探幽の伝記と同時に画業を解説した本である。副題は「江戸初期、将軍も天皇も愛した画家の才能と境遇」であり、生前に栄誉を受けた画家である。 徳川政権が安定に向かっていた家光の時代、武士に求められたのは猛々しさではなく、文武のバランス、人品の高さである。これにあった絵を描いたのが狩野探幽であると言うことである。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/02/01 21:41
「熊谷守一 生きるよろこび」展 於東京国立近代美術館
平日の午後に妻と出向くが、それほどは混んでいない。今回の展覧会で、熊谷の晩年の簡素な形状、その中に単色を塗る作風は、なるほどマティスに似ていることを認識した。もちろん、私が気が付くようなことは展示における解説にも明記してあり、そこではマティスばかりか、他の外国人画家の作品にも影響を受けていることが例示してあった。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/01/30 20:33
「奇想の系譜」辻惟雄 著
この本は1970年に出版されたものだが、現在は文庫にも収録されているように名著である。文庫の解説者の服部幸雄氏によれば、当時は江戸時代の絵画と言えば、浮世絵は別にして、狩野派と土佐派の絵師の他は、池大雅、蕪村の文人画や、宗達、光琳の琳派、それに応挙、竹田、崋山くらいしか大きくは取り上げられていなかったそうだ。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/01/29 18:21
「春秋の名君」 宮城谷昌光 著
中国の古代を舞台にして小説を書いている著者のエッセイのような軽い読み物である。はじめに春秋時代の名君とされている人々12人のごく短いエピソードを紹介していく。このあたりは頭に残らない。それから、著者が長編として書いた孟嘗君、重耳、晏子などを執筆するにあたっての話や、執筆時のこぼれ話や苦労などを書く。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/01/26 21:36
「古田織部」 諏訪勝則 著
古田織部の伝記的な書物であり、古田織部に関する書状などを多く引用して、人物像や人的ネットワークを洗い出している。この本で興味深いのは、織部の人的ネットワークの豊かさが、徳川家康に疑われて、大坂の陣の後に、大坂方に内通の疑いで処罰されたのではと推測していることだ。そして、千利休や豊臣秀次も同様に、幅広い人的、文化的ネットワークがあったが故に、時の権力者に殺されたと論じている。ただ、この本からだと、著者の推論の理由が今一つ私には理解できない。著者は豊臣秀次の研究もしているようであり、この論文も読んで... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/01/23 10:21
「江戸の災害史」 倉地克直 著
江戸時代の大災害、それは地震、津波だけでなく噴火、洪水、火災、飢饉なども含めて時系列的に取り上げて、そこに当時の幕府、諸藩、富商などの対策や救済事業の実態をからめている。江戸後期になると疫病も含めて記述している。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/01/21 22:09
「政府に尋問の筋これあり」 鈴木荘一 著
副題が「西郷隆盛の誤算」である。鈴木氏は「明治維新の正体」(http://mirakudokuraku.at.webry.info/201704/article_1.html)で、徳川慶喜の業績を高く評価して、逆に西郷隆盛の評価を下げている。今回の本は、NHK大河ドラマの影響もあって、頼まれて書かれたのかもしれないが、西郷隆盛が再度の明治維新をやらなければと思っていたことを受けて、それなりに自分が為したことの責任をとったとして、下げた評価を少しだけ戻している。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/01/17 17:23
「鎌倉幕府の転換点」 永井晋 著
鎌倉幕府の政治史上の転換点になる出来事を、鎌倉幕府の史書である『吾妻鏡』を読み直すということで記述した本で、力作である。内容が豊富だから、簡単に要旨を説明しにくいが、「可能性としての源頼政」「ポスト頼朝を勝ち残るのは誰か」「北条時政の栄光と没落」「源氏はなぜ断絶したのか」「北条政子の時代が終わるとき」「宝治合戦の真実」「『吾妻鏡』最後の事件」という章立てである。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/01/15 21:38
「背中の勲章」 吉村昭 著
この小説は、太平洋戦争時に日本人として2番目にアメリカ軍の捕虜になったと言う人物を主人公にしたものだ。漁船を改造した哨戒艇の乗組員として赴任した信号兵の中村一等水兵は、その艦で信号長として勤務する。敵艦をいち早く見つけて、打電する役割だ。 無線機で打電すると、発信場所がわかり、敵艦から攻撃されることになる。だから「敵艦見ゆ」の打電後は、貧弱な武装の船だが、戦って沈められることになる。形を変えた特攻のようなものだ。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/01/10 21:20
「集英社版日本の歴史F 武者の世に」 入間田宣夫著
この本では、平将門あたりから鎌倉幕府の終わり頃までの歴史が記述されている。日本の中央の動きだけでなく、辺境のエゾ、琉球や海外までも踏まえて記述され、また天皇、将軍から、末端の庶民の暮らしにまで、眼が及んでいる歴史書で、内容が豊富であった。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/01/08 17:35
「趣味の目貫」 若山猛、竹之内博 著
古書である。所載の作品、調べたいものに関するページなどは折りに触れて見ているが、今回、通しで拝読した。若山氏は刀装具を網羅的に、しかも学究的に追求した人で著書も多い。刀における福永酔剣氏とともに忘れてはいけない斯界の恩人である。 ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 2 / トラックバック 0 / コメント 0

2018/01/02 10:34
「他諺の空似 ことわざ人類学」米原万里 著
惜しくも亡くなったが、ロシア語通訳・翻訳で第一人者で、作家であった著者が、2003年から2006年(同年5月に逝去)にかけて発表したエッセイ集である。 世界各国から、同じような意味を持つことわざ(諺)を集めて、それに絡んでエッセイとしている。諺(ことわざ)の音読み(げん)と読ませて、「他人のそら似」に引っ掛けたタイトルになっているわけだ。 通訳者は、諺や、その国特有の慣用句を訳するのに苦労すると思う。そういうことで一流の通訳者でもある米原さんは世界の諺に関心を持ったのだろう。私の聞いた話だが... ...続きを見る

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 0

2017/12/28 10:01

続きを見る

トップへ

月別リンク

観楽読楽−観て楽しみ、読んで楽しむー/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる