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観楽読楽−観て楽しみ、読んで楽しむー
ブログ紹介
伊藤三平。ハンドルネームも考えたが、無責任なことは書けないのは同じ。だから09年から本名を名乗っている。
本は年間130冊前後を濫読。その読後感等が中心ですが、偏っているから一般的ではないです。最近は江戸時代の歴史、昭和の戦争前の歴史などを多く読んでます。
美術品が好きで、「日本刀・刀装具の研究」と「広重のカメラ眼」のウェブサイトを持っています。日本刀では2016年12月に『江戸の日本刀−新刀・新々刀の歴史的背景−』(東洋書院刊)を上梓しました。
絵も、陶磁器も名庭や美味しいものも好きですので、そのことにも。

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タイトル 日 時
「戦争の日本中世史」 呉座勇一 著
興味深い本であった。著者は現代にも眼を向けながら歴史を記述をしているところが新鮮である。中世における戦争を取り上げていて、全部で7章立てとなっている。「蒙古襲来と鎌倉武士」「「悪党」の時代」「南北朝内乱という新しい「戦争」」「武士たちの南北朝サバイバル」「指揮官たちの人心掌握術」「武士たち「戦後」」「”戦後レジーム”の終わり」である。 ...続きを見る

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2017/10/22 10:41
「上村松園−美人画の精華−」展 於山種美術館
刀剣の畏友H氏のお誘いで、標記の展覧会に出向く。上村松園の絵における美人は、品格が高い。気高く、美しい。ただ、どの絵も同じように見える。描きたいことはいつも同じということだろう。その中でも、大きい画面の絵の方が力が入っているという感は抱く。「蛍」「新蛍」「砧」「夕べ」などだ。 ...続きを見る

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2017/10/19 21:56
「日本史のなぞ」 大澤真幸 著
副題に「なぜこの国で一度だけ革命が成功したのか」とあるが、変わった本である。これは、日本史の中で、唯一、承久の乱で天皇を攻撃した北条泰時を取り上げている。彼は天皇に刃向かったのに、天皇崇拝が基調の水戸学(安積澹泊)や、その前の北畠親房の『神皇正統紀』でも批判されずに、むしろ称賛されている。 その北条泰時が革命家だとして、日本の社会構造の特殊性を考えている本である。あわせて日本の革命、東西の革命の定義などに言及している。 ...続きを見る

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2017/10/14 16:52
「その時歴史が動いた12」 NHK取材班編
一昔前にNHKのテレビ番組があり、その内容を本にしたもので、多くの巻数が刊行されている。放送順に本にされているのかわからないが、関連する時代ごとに編集されているわけではない。この巻も、次のような5編からなる内容である。 「北条時宗、起死回生の決断/モンゴル軍壊滅の時」 「モンゴル軍来襲・先がけの功我にあり/九州武士・竹崎季長の戦い」 「人は空を飛んだ/ライト兄弟に先がけた男・二宮忠八の挑戦」 「ポツダム宣言・米ソの攻防@/原爆投下・トルーマンの決断」 「ポツダム宣言・米ソの攻防A/ソ連... ...続きを見る

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2017/10/12 09:09
「一揆の原理」 呉座勇一 著
近年、「応仁の乱」がベストセラーになった著者の本である。「応仁の乱」はまだ読んでいないが、この本を読むと、折りに触れて現代の事象に当てはめて解説しているのが歴史学者にしては珍しい文章だと思う。以下、面白いと思ったことを箇条書き的に抜き出している。 ...続きを見る

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2017/10/11 09:18
朗読舞台「悠久の自然アラスカ」 於市川市八幡市民会館
市川市で生まれた写真家星野道夫のアラスカでの写真をスクリーンに写しだし、その前で星野のエッセイを磯部弘が朗読するという趣向の舞台である。入場料は1800円とあるが、私はチケットをいただき、妻と出向く。 星野道夫の写真は、有名なアラスカでの写真で、見たことのあるものが中心だ。カリブーの膨大な群れの写真、ザトウクジラが海面から飛び跳ねる写真、ホッキョクグマのいくつかの写真、オオカミの写真、オーロラの写真などだ。写真の中ではアラスカの夜空に星が一杯のものが想像を絶する星の数で驚く。 それら写真にち... ...続きを見る

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2017/10/10 08:08
「華麗なるササン王朝」展 於天理ギャラリー
今は仕事をしておらず、東京での拠点としているだけだが、会社の近くに、天理ギャラリーという天理教に関連の展示スペースがあり、年に数度、色々な展覧会が無料で開催される。無料であり、スペースも広くはないが、昼飯後の散歩かたがた拝見した。 ...続きを見る

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2017/10/09 08:46
「悪党」 小泉宜右 著
この本の最後に新井孝重氏が「『悪党』を読む」と言う文を掲載して、本の内容を紹介しているが、わかりやすい。 はじめに「概観 鎌倉中末期の政治情勢」として、鎌倉中末期以降の鎌倉幕府は御家人を基盤として出来た政権なのに、得宗の専制化をめざす。そして外様御家人を排除したり、御家人の領主的発展を抑制することが記される。 御家人も含めた在地有力武士は、領主化へと志向する。その延長に悪党を傭兵として組み込む者がいたようだ。 ...続きを見る

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2017/10/07 13:28
「ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信」 於千葉市美術館
私は広重の「名所江戸百景」が中心であるが、浮世絵を購入して楽しんでいる人間である。だから浮世絵商に出向き、新入荷の品物を拝見する。しかし、鈴木春信の作品などはほとんどお目にかからない。作品を多く作らなかったわけではない。およそ実質10年の活躍期間に1000点ほどを世に出したそうだが、時代が古い為に、また版画という素材の為に残っていないのだ。歌麿の時代のものも少ないし、出ても保存状態は悪く、褪色が進んでいる。 ...続きを見る

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2017/10/04 22:05
「戦国武将の合戦図」 小和田哲男 監修
現存する戦国時代の合戦を描いた屏風を解説している。しかし大型の本ではなく、普通のサイズの本であり、その中で図版が拡大してあっても、やはり小さくてあまり良くわからない。次のような合戦屏風を取り上げている。 川中島、姉川、長篠、耳川、山崎、賤ヶ岳、小牧長久手、朝鮮、関ヶ原、長谷堂、大坂冬の陣、大坂夏の陣である。屏風はそれぞれ別の専門家が解説している。 ...続きを見る

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2017/10/04 09:41
「モンゴル襲来の衝撃」佐伯弘次 著
この著者は歴史家だが、考古学・地質学・地形学・地理学・日本史などの分野の研究者との交流の成果も織り込んで、この本を執筆している。そのため、元寇の主戦場である博多の成り立ちのことや、博多を拠点とする日宋貿易、日元貿易のことが出土品の状況も踏まえて説明されている。元寇のことより当時の貿易のことがよくわかる本である。 なお、本では文献史料とは別の『蒙古襲来絵誌』と「新安沈没船からの引き揚げ物」などについても詳しく紹介している。 ...続きを見る

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2017/09/30 13:31
「広重TOKYO 名所江戸百景」小池満紀子 池田芙美子 著
広重の「名所江戸百景」を1枚ずつ紹介しながら、その版画における摺りの見所と、現在の場所、現在の写真をつけて紹介している本である。 図版として所載している「名所江戸百景」は原安三郎氏のコレクションで初摺りのものである。従来の本で、このシリ−ズを紹介する時は、季節ごとに順序つけられた「目録」の順に紹介されていたが、この本は、取り上げられた地域ごとに集めて、紹介している。要は、この本を持って、現在の東京と昔の江戸を廻れるような楽しみを考えた為である。 ...続きを見る

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2017/09/28 06:57
「蒙古襲来と北条氏の戦略」 成美堂編
雑誌のような本である。グラビアも多く、中は分担されて執筆されている。それなりの面白さがある。 ...続きを見る

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2017/09/24 21:48
「中世民衆の世界」藤木久志 著
中世の民衆の生活というか共同社会の姿を描いた本である。なかなか興味深いことを知る。寛喜3年に鎌倉幕府法に「飢饉のさなかで、裕福な誰かが、貧しく飢えた者を買い取って養ってやれば、その者の養育の功労として飢えた者を自分の奴隷にしてもいい」というものがある。人身売買は本来は重い罪だが、飢饉時という超法規の時限立法である。もっとも、これも鎌倉幕府が旧来の風習を追認しただけという面もある。 ...続きを見る

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2017/09/21 12:57
「中世社会のはじまり」 五味文彦 著
新書だが簡単に読める本ではない。ただ勉強になった。9世紀の日本列島を襲った自然の大変動(富士山の大噴火、貞観の陸奥大地震、鳥海山の噴火、貞観の疫病)。応天門の変のあとに藤原良房が摂関政治をはじめる。大地変動の結果、出羽で元慶の乱がおこる。諸国では富豪が生まれる。開発した土地が多くなったからだ。山野へ分け入って開発を進めるにあたり宗教力と知恵が必要になる。開発した地を守る為に兵が生まれる。平将門の乱がおきる。この乱を平定した平貞盛の子孫が東国で勢力を伸ばす。同じく藤原秀郷の子孫も広がる。 ...続きを見る

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2017/09/17 16:41
「源氏と日本国王」 岡野友彦著
「源氏でないと征夷大将軍にはなれない」と云われていることに対して、異論を投げかけている本で、なるほどと思えるところも多い。そもそも征夷大将軍とは、夷狄を征伐する軍隊の総司令官である。だから蝦夷征伐が残っていた鎌倉の頼朝にはおかしくない役職である。それが江戸幕府にまで続いたのは何かということになる。 ...続きを見る

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2017/09/12 06:54
「シリーズ日本中世史A 鎌倉幕府と朝廷」近藤成一著
この本は次のような構成になっている。「1.鎌倉幕府の成立と朝廷」「2.執権政治の時代」「3.モンゴル戦争」「4.徳政と専制」「5.裁判の世界」「6.鎌倉幕府の滅亡」である。裁判のことを章立てしているところが特色であるが、鎌倉時代の通史である。 ...続きを見る

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2017/09/08 22:00
「蒙古襲来」 新井孝重 著
蒙古襲来のことを、一度、きちんと勉強しようと思っていたが、この本で少しわかった気がした。力作である。 ...続きを見る

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2017/09/06 08:55
「歴史のなかの大地動乱」 保立道久 著
副題に「奈良・平安の地震と天皇」とあるように、この時代の天変地異(地震、火山)と、それを祟りの一つと感じた天皇の行動を書いている。歴史学者であり、当時の史料を読んで、天皇、宮廷の動きに詳しい。 著者も2011年の東日本大震災に触発されて書いたと「はじめに」にあり、陸奥貞観大地震を含む、8、9世紀の大地動乱の時代を、現代に置き換えると参考になる。ちなみに以下は869年の陸奥貞観地震を中心にして、その前後の地震、噴火を整理したものである。 ...続きを見る

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2017/09/02 10:42
「一冊でつかむ日本中世史」武光誠 著
平安遷都から戦国乱世までの歴史を簡単に要約している。こういう本は史料を読み込んで頭を整理していないと書けないものであり、参考になる。 ...続きを見る

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2017/08/30 08:35

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