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観楽読楽−観て楽しみ、読んで楽しむー
ブログ紹介
伊藤三平。ハンドルネームも考えたが、無責任なことは書けないのは同じ。だから09年から本名を名乗っている。
本は年間130冊前後を濫読。その読後感等が中心ですが、偏っているから一般的ではないです。最近は江戸時代の歴史、昭和の戦争前の歴史などを多く読んでます。
美術品が好きで、「日本刀・刀装具の研究」と「広重のカメラ眼」のウェブサイトを持っています。日本刀では2016年12月に『江戸の日本刀−新刀・新々刀の歴史的背景−』(東洋書院刊)を上梓しました。
絵も、陶磁器も名庭や美味しいものも好きですので、そのことにも。

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タイトル 日 時
「幻影の明治」 渡辺京二著
面白い本で、この著者に強い興味を抱く。著者は文芸評論家なのだが、もう一歩踏み込んだ歴史家みたいな感じも持つ。 本の章立ては次のようになっている。「1.山田風太郎の明治」、「2.三つの挫折」、「3.旅順の城は落ちずともー『坂の上のの雲』と日露戦争」、「4.「士族反乱」の夢」、「5.豪傑民権と博徒民権」、「6.鑑三に試問されて」、「<対談>独学者の歴史叙述ー『黒船前夜』をめぐって×新保祐司」であり、明治のことに焦点を当てているから本全体の表題が「幻影の明治」になっているのであろう。 ...続きを見る

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2017/03/22 21:25
「レンズが撮らえた外国人カメラマンの見た幕末日本」 三井圭司・小沢健志監修
これはTとUの2冊本である。写真集的な感覚で紐解いたら、内容が豊富であった。「永久保存版」と印刷してあるが、確かに幕末、明治期の写真についての基礎資料だ。 多くの著者がいくつかの視点から寄稿している。中には外国人の研究者もいる。T、Uで16人の研究者の論文が掲載されている。 ...続きを見る

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2017/03/21 14:03
「レンズが撮らえたF・ベアトの幕末」 小沢健志・高橋則英監修
フェリーチェ・ベアドは英領コルフ島(イオニア海…現ギリシャ)出身で幕末から明治にかけて日本の姿を写した報道写真家である。長州への四カ国艦隊砲撃後の占領写真はよく見るが、彼の作品の一枚である。 妹がイギリス人写真家ジェームス・ロバートソンと結婚し、その関係で写真を学ぶ。1855年にはロバートソンと一緒にクリミア戦争に従軍(ベアトは助手)している。またベアトは1858年のインドのセポイの反乱も撮影している。 その後は一人でアロー戦争の中国に渡る。ベアトは戦場に死体が散乱するような写真もとる。報道... ...続きを見る

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2017/03/14 21:38
「オールコックの江戸」 佐野真由子著
なおなか格調の高い文章を書く著者である。初代英国駐在日本公使ラザフォード・オールコックの事跡を紹介している。彼は1859年に総領事、のち公使に昇格。2年の休暇をはさんで1864まで江戸と横浜に駐在した。 日本に来る前に1844年に中国の福州領事になる。アヘン戦争の終結(1842)後である。それから上海領事、広東領事を赴任してから日本に来るという経歴である。 ...続きを見る

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2017/03/13 21:47
「春を迎える」 於横山大観記念館
横山大観記念館は上野池之端、すなわち不忍池に道路を挟んで面している場所にある。横山大観の住居の跡(住居も含めて)を記念館としている。旧宅の跡だから、それほど展示できるスペースは少ない。今回は季節にあわせて「春を迎える」というテーマでの陳列である。 大観の喜寿のお祝いの時に、日本美術院の同人が揮毫した絵の一部や、還暦祝いの同様なものからの展示もある。この一枚が速水御舟の「夜桜」であり、凛として、鋭く隅々まで行き届いた写実の冴えは凄く、その結果描きだされている花弁は実に豊かで、良い絵である。 ... ...続きを見る

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2017/03/12 07:16
「春日大社 千年の至宝」展 於東京国立博物館
会期末に近いが、「春日大社」展に出向く。平成28年に20年に一度の式年造営があり、それを期に展覧会の開催となったようだ。ここには国宝352点、重文971点(建物の国宝、重文は別)もあることから「平安の正倉院」と呼ばれていることを知る。私の家の本家も昔は春日さんを篤く信心していたと聞いている。 ...続きを見る

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2017/03/11 06:59
「戦国の陣形」 乃至政彦 著
面白い本である。歴史学者が関心を持たなかった分野である。世に言うところの「鶴翼の陣」、「魚鱗の陣」は嘘で、実際は、鶴翼の陣は「横に広がれ」、魚鱗の陣は「固まれ」という程度のものと言う。 ...続きを見る

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2017/03/09 21:09
「シャセリオー展」 於国立西洋美術館
この展覧会まで知らなかった画家である。1819年に父親の赴任先のカリブ海の島(現在のドミニカ共和国)で生まれ、11歳でアングルに入門し、37歳で夭折した画家である。師のアングルは古典主義の画風だが、途中から師とは別のフランス・ロマン主義の系譜に入る絵を描く。若い時から上手で、アングルは「絵画界のナポレオンになる」と言ったそうだ。 ...続きを見る

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2017/03/08 09:11
沖縄旅行C 歴史(首里城、識名園、玉城城跡など)
 沖縄は北部は酸性土壌、南部はアルカリ土壌とまったく違うと聞く。サトウキビはどちらでも育つが、パイナップルは北部でしか育たないと聞く。南部の珊瑚礁隆起の石灰岩地区は土壌がアルカリ性、加えて洞窟が多いから、そこに古代の人骨も残っている。3万年ほど前の人骨も出ているようだ。 ...続きを見る

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2017/03/07 10:10
沖縄旅行B 日本とは別の国(植生、衣食住など)
沖縄は日本とは別の国だとの印象を持つ。植生が全く違う。デイゴ、緋寒桜、琉球松、ソテツ、ブッソウゲ、ガジュマル、マングローブ、アカギなどを目にした。デイゴは戦争後いち早く花を咲かせたとのことで県花になっているが、現在病気が蔓延して、その駆除対策に1木当たり5万円ほどかかるのが悩みになっていると聞く。玉城(タマグスク)城跡に登るところのデイゴの並木は薬剤処理をした旨の札がついていた。 ...続きを見る

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2017/03/06 09:39
沖縄旅行A ひめゆりの塔、ひめゆり平和祈念資料館
 旅行は、実際に現地に出向くわけであり、本で知り、感じたこととは違う。だから行くわけだ。  沖縄陸軍病院第三外科で看護業務についていた女学生(県立第一高女→「乙姫」、沖縄師範学校女子部→「白百合」)の「姫百合」学徒隊240名(教師18名)の内戦死した136名の慰霊碑である。 ...続きを見る

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2017/03/05 08:43
沖縄旅行@ 旧海軍司令部壕
 沖縄に関する旅行会社のパンフレットはリゾート中心であり、これが時代の風潮なのだろうが、はじめてこの地を訪問するのであり、主な戦跡をまわりたいと思う。 ...続きを見る

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2017/03/04 11:05
「ネアンデルタール人は私たちと交配した」スヴァンテ・ペーボ著
理科系の友人が「面白い」と貸してくれた本である。著者は古代のDNAを復元する研究を行っている。この本は4万年前のネアンデルタール人のDNAの増幅に成功した著者の自伝的な本である。 ...続きを見る

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2017/03/01 22:23
「攘夷の幕末史」 町田明広 著
従来の幕末史が、尊皇攘夷対公武合体の対立を説いていたが、著者は大攘夷対小攘夷の対立とする。大攘夷とは今は欧米に対して力が無いから通商をして国力を増してから攘夷をするという立場である。一方、小攘夷とは今すぐに攘夷をすべきという論である。すなわち、幕府方の要人も攘夷という点では同じだったということを説いており、なるほどと思う。 ...続きを見る

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2017/02/26 21:45
「いまなぜ青山二郎なのか」 白洲正子 著
骨董の目利きとして名高い青山二郎のことを、彼の弟子でもあった白洲正子が書いた本である。青山二郎は小林秀雄など文壇の骨董好きと交流していた。こう書くよりも、文壇の骨董好きが青山二郎に師事していたと書く方がいいのかもしれない。そのような青山二郎の思い出が中心であり、そういう中に彼の骨董に対する考え方や美についての考え方などに触れている。 ...続きを見る

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2017/02/25 09:32
「身分差社会の真実」 斎藤洋一+大石慎三郎 著
この本は「新書・江戸時代A」とも副題としてあるから、一連のものとして読んだ方がいいのかもしれないが、取りあえず、この本だけを読む。 プロローグに大石氏が江戸時代の差別社会の実態を概括的に述べ、以下の章は被差別部落のことを中心に述べている。 江戸時代は士農工商と言われるが、武士と町人(商人、農民)の区別はあるが、四民の区別は特に無かったと書いてある。そして、実際には町人の中では商人の方が農民より上に位置づけられることが多かったようだ。 また武士の中では、大名は格によって細かく差別されており、... ...続きを見る

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2017/02/23 21:38
「夭折画家ノオト」 窪島誠一郎 著
信濃デッサン館の館長の窪島氏の著作で、村山槐多、関根正二、松本竣介、靉光、野田秀夫、広畑憲、神田日勝、小熊秀雄、大江正美、高間筆子、吉岡憲、立原道造を取り上げている。巻末にこれまでの著者の著作、例えば『わが愛する夭折画家たち』などに発表したものを再録したと書いてあるが、確かに読んだものも多い。 ...続きを見る

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2017/02/21 21:44
「武道伝来記」 井原西鶴 著
この本は8巻で全部で32話からなる短編小説集である。もちろん現代語訳での読了である。内容は武士の仇討ちの物語が多い。取り上げている物語は全国に渡る。九州から、四国、山陰、山陽、畿内、東海道、北陸、東北などの武士の仇討ち物語であるが、それぞれの物語に地域性が出ているわけではない。武士階級の物語である。 この本は貞享4年(1687)に刊行されているが、この頃までは武士の世界では仇討ちを賞賛する文化が広まっていたのだと思う。ちなみに赤穂浪士事件は元禄15年(1703)である。 ...続きを見る

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2017/02/15 21:47
「傭兵の二千年史」菊地良生 著
新書だが内容が濃く、色々と考えさせられる面白い本だった。 傭兵は世界で二番目に古い商売とある。一番は売春だが、肉体、血を売る商売だ。アテネ市民は兵役の義務があり、それは誇りだったが、都市の規模が拡大すると、防衛を市民だけではできなくなる。ギリシャ人もペルシャの傭兵になっていた。 古代ローマも兵役は市民の誇り。一方、カルタゴは傭兵が主体。一次ポエニ戦役で負けたカルタゴは傭兵に払う金がなく、彼等は反乱する。これがアフリカ戦争。 ローマが拡大すると、前109年のヌミディア王国との戦いに思うように... ...続きを見る

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2017/02/11 13:56
「開館50年にわたる寄贈名品展」 於刀剣博物館
刀剣博物館が一度閉館して、新たに両国に建設されることから、この場所での最後の陳列として、館蔵の名品を展観している。 国宝は龍門延吉(後水尾天皇所持)、来国行(明石松平家伝来)、当麻国行であり、重要文化財は志津兼氏の短刀、二王清綱の短刀、五条兼永の太刀、古備前信房、雲次、古備前正恒、福岡一文字である。重要美術品も一文字宗吉、来国俊など12振が展示されている。 いずれも刀剣博物館が所蔵しているもので、何度か拝見しているが、静嘉堂などと違って照明が刀の拝見に適していて見やすい。 今回は、それぞれ... ...続きを見る

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2017/02/09 21:59

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