テーマ:日本画

「水を描く」 於山種美術館

刀剣の畏友のH氏のお誘いで標記展覧会に出向く。ここは駅から上りの坂道が続き、横断歩道橋も昇らねばならずに、加えて残暑でいささか疲れる。副題に「広重の雨、玉堂の清流、土牛のうずしお」とあるが、浮世絵の広重から現代に至るまでの作家が水を描いた作品を展示している。 今の暑い季節に、水の絵を観て、涼を感じてもらえばという趣旨の展覧会なので…
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「日本絵画の楽しみ方 完全ガイドブック」 細野正信 監修

日本画(洋画を除く)について、古代から現代までの主要な作品を掲示して、その見所、作者、作画の背景などを書いた入門書である。日本絵画の歴史を現在どのように教えているのかと知る為に目を通した。 はじめに「絵画を楽しむための「20のポイント」」と言う章があり、狩野派集団が生まれた背景、浮世絵が庶民の芸術として大量に供給された理由、その浮…
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「没後40年 幻の画家 不染鉄展」 於東京ステーションギャラリー

暑い日が戻る。今日は耳鼻科に出向いた後に、標記の展覧会に出向く。不染鉄は明治24年に、東京小石川の光円寺の住職の息子として生まれる。本名は哲治と言うようだが、絵には鐵二とも号していた。 日本画を学び、写生旅行先の伊豆大島で3年ほど漁師暮らしを始めた。この写生旅行の時かどこかで村山槐多とも交流があったような解説があった。 その後、京都…
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「唐画もんー武禅にろう苑、若冲も-」 「田中一村と東山魁夷」 於千葉市美術館

千葉市美術館で開催中の標記展覧会を観に行く。江戸時代中期の大坂の絵師である墨江武禅(1734~1807)と林ろう(門構えに良の字)苑、生没年不詳で1770~1780頃活躍)を中心に、その周辺の画家の展覧会である。彼らは当時流行していた中国絵画に関心を寄せていたので「唐画もん(からえもん)」。このように世間で知られていない画家を取り上げる…
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「日本画の愉しみ 小品絵画の魅力」 川﨑正継 著

京都の画商でもある著者が、日本画を中心に、作者別(明治以降)に小品を紹介し、自店で販売したものなどで差し支えないものは、その価格も記している。この本は平成25年に発刊されたもので、価格はかなり安くなった時期と思われるが、価格は一品ごとに違うものであり、あくまで参考であろう。ただ、せっかく価格も明記してあり、以下に取り上げたものについては…
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「日本国宝展」 於東京国立博物館

副題に「祈り、信じる力」とあり、部屋も「1.仏を信じる」、「2.神を信じる」、「3.文学、記録にみる信仰」、「4.多様化する信仰と美」、「5.仏のすがた」であった。11月3日までは正倉院御物が展観されていたようであり、その分、入館者は少なかったようだ。それでも平日でも結構な数の入館者であった。 「1.仏を信じる」の中では、「玉虫厨…
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「菱田春草展」 於国立近代美術館

菱田春草は、日本画に洋風画の要素を取り入れ、研究した画家である。これは私が展覧会を観て言うまでもなく、広く知られていることである。私は、今度の展覧会を観て、それを追認して「なるほど」と感心しただけである。 まず、日本画の命の線を消すような工夫をした。簡単に言うと面で描いていくような感じである。それは朦朧体とも評されている。次に、面…
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「鏑木清方と江戸の風情」展 於千葉市美術館

昨日は高校の同期会の前に、千葉市美術館で、標記の展覧会に出向く。私の印象は、浮世絵の美人画と伊東深水の新版画と、上村松園の美人画の間というものだ。だからと言って、評価を貶めているのではない。江戸の浮世絵の伝統を近代日本画の一つのジャンルの美人画につなげた位置づけである。 鏑木清方の美人画の特色は「ちょっとした仕草」を美しく描いてい…
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