「中国近代絵画の巨匠 斉白石」展 於東京国立博物館

刀剣の畏友H氏と標記の展覧会を観る。日中平和友好条約締結40周年記念の特別企画とのことである。水墨画であるが、少ないながら色を使った水墨画で、僅少な色遣いなのだが華やかな感じがする絵である。水墨画の墨の各種の色合いも様々である。 軸装の水墨画に書というスタイルとは違う精密な昆虫画もあり、形態や色を丁寧に緻密に写している。また構図の取り…
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「第31回新人演奏家コンクール受賞記念演奏会」 於市川市文化会館

市川市が毎年行っている新人演奏家コンクールでの受賞者の演奏会である。18組が出演し、ピアノ、ヴァイオリン、サクソフォン、フルートの楽器だけでなく、ソプラノ、テノール、バリトンの声楽家、さらに生田流箏曲、篠笛、小鼓、能管などの和楽器の演奏家も含まれる。 パンフレット記載の経歴を見ると、皆さん若い人で学生の方もいるが、中学、高校の頃か…
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足利学校、鑁阿寺

葛生の帰りに佐野から両毛線に乗り換え、足利に寄る。この近辺には葛生、大田などに行っているのだが足利は行ったことがなかった。天気も良かったので、かねて行ってみたいと思っていた足利学校に出向く。 昔の建物であり、寺院のような建物群である。ただし建物はそんなに古いものではなく、パンフレットによると寛文8年(1668)に建てられたものが多い。…
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「生誕100年田村耕一展」 於佐野市吉澤記念美術館

昨日は良い天気であった。葛生近辺にも美しい紅葉、黄葉の木々があった。私は知らなかったが、田村耕一は佐野に生まれた陶芸家である。富本憲吉に師事し、後には東京芸術大学の教授も勤め、人間国宝に認定されている。 富本憲吉に師事し、初期作として富本憲吉風の作品が一つ展示されていたが、以降は益子の陶芸家濱田庄司のような感じである。 鉄絵とい…
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「家康の時計 渡来記」 森威史 著

久能山東照宮に伝わった家康の時計について、詳しく調べた本である.スペイン側の資料も多く引用されて検討しているのだが、その引用が丁寧過ぎて読み難い。 この時計はフィリピン臨時総督ドン・ロドリゴ・デ・ビベロ・イ・アベルーサがマニラからヌエバ・エスパーニヤ(現在のメキシコ)に帰国する時に今の千葉県御宿町沖で難破し、それを住民に助けられ、家康…
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「柳生非情剣」 隆慶一郎 著

江戸時代初期の柳生一族を題材にとった時代小説である。戦いのシーンは荒唐無稽と感じるが、小説であり、目くじらを立てるものではない。 短編集で柳生一族のそれぞれを主人公にした短編集からなる。「慶安御前試合」は柳生連也、「柳枝の剣」は柳生友矩、「ぼうふらの剣」は柳生宗冬、「柳生の鬼」は柳生十兵衛、「跛行の剣」は柳生新次郎、「逆風の太刀」は柳…
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「堺の歴史」 朝尾直弘 栄原永遠男 仁木宏 小路田泰直 著

この本は、共著であること、また名高い中世の堺だけでなく、古代の百舌鳥野の大古墳群のことや近代の与謝野晶子のことまで書いてあることから、読むのに骨が折れる本である。 一言でまとめると、堺は奈良・京の外港で対中国貿易・交渉の窓口となる都市であり、世界貿易の中での東アジアの終点(ターミナル)である。特に大内氏が瀬戸内海を支配するようにな…
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「マルセル・デュシャンと日本美術」展 於国立博物館

この人は男性の小便器をそのまま「泉」として出品したことで名高い。展覧会の入口に、これまた有名な「自転車の車輪」が展示されていた。これらを芸術として感動しろと言われても無理である。要は美術の概念に新しい視点を取り入れて、その延長に現代美術があることで評価されている人なのであろう。 今回の展示で、私が普通の意味で美術品として評価できる…
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「関東戦国全史」 山田邦明 編

この本は4人の研究者が執筆分担した書で、関東全域にわたる戦いを、室町時代の享徳の大乱から、秀吉の時代までを記述している。多岐にわたるから、読み難い本であるが、関東の戦乱を調べる人にはいい本だろう。 関東は京都とは別の政権があったと考えた方がいい。それは鎌倉(古河)公方家(足利氏)を中心として関東管領家(上杉氏)が補佐する体制である…
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「鉄と日本刀」 天田昭次 解説・解題 土子民夫 著

この本は2005年に読んだが、改めて頂戴したので再読する。天田刀匠の地鉄造りへの情熱と、その為に試行錯誤していた苦闘の結果が、これでもかこれどもかと著述されている。内容は簡単に理解できるものではないが、刀鍛冶や深く日本刀を理解しようとする人にとっては得るところが多い本だと思う。 天田昭次刀匠も名刀を造ることを目指すのだが、この為に…
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北米旅行⑬ アサバスカ氷河(コロンビア大氷原) 

コロンビア大氷原につながるアサバスカ氷河は標高は2000㍍程度とのことだ。本来ならば寒いのだが、この日は快晴で大して寒くなかった。ここでの観光の売りは雪上車に乗って氷河の上に出ることである。旅行のパンフレットには雪上車の運行は10月中旬までとあり、あきらめていたが、この日は快晴であり、運航していた。数日前は雪降りであり、そもそも、ここま…
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北米旅行⑫ レイクルイーズ

バスの中で、靴の滑り止め(レンタル料5ドル)を渡されたが、何日か前に雪が降ったようで、駐車場から向かう坂道には雪が積もっており、この滑り止めは重宝した。ただし、今回の旅行は本当に天候に恵まれ、この日も現地ガイドが驚嘆するような風も無い快晴の青い空であった。 道中、カナディアンロッキーの山々が美しい。キャッスルマウンテンという城に見…
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北米旅行⑪ バンフの町

ラスベガスからカルガリーと、カナダへ再入国する。その後、バスで120㎞程度離れたバンフに行き、その外れにあるリムロック リゾートホテルに泊まる。カナディアン・ロッキー観光の拠点である。バンフの町は日本の軽井沢がお手本にしたと言われるが、高原リゾートである。今回は町の散策はできなかったが、住みやすそうな町である。時にオーロラも見られると聞…
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北米旅行⑩ ラスベガスと「オー」のショー

今回の旅でラスベガスに泊まったが、それは観光の為ではなく移動の拠点としてである。ただオプショナルツアーとして、泊まったホテルの前にあるベラージオ ホテルの中にある劇場でシルクドソレイユの「オー」を観る。フランス語で水を意味するEAU(オー)に基づくネーミングであるように、水を利用した仕掛けを使い、空中ブランコ、水中のアーティスティックス…
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北米旅行⑨ ルート66

グランドキャニオンからラスベガスに向かう途中に、ルート66が通っていたセリグマンという町に寄る。なんで、こんな町が旅程に入っているか不思議だったが、ラスベガスまで5時間前後のバスの旅だから、途中のトイレ休憩を兼ねているわけだ。 ルート66は中東部のイリノイ州シカゴと、西部のカリフォルニア州サンタモニカを結んでいた全長3755kmの…
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「塩狩峠」 三浦綾子 著

身を挺して列車の乗客を守ったと伝わるキリスト教徒長野政雄氏をモデルにした永野信夫を主人公にした小説である。 明治の世に武士階級であった永野信夫は、母が死んだとして祖母に武士の家の子らしく育てられる。父は穏やかな銀行員である。あるときに、母が生きていて、父は祖母に隠れて夫婦生活をしていたことが判明する。こうした事情になったのは、母がキリ…
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北米旅行⑧ グランドキャニオン

事前の勉強ではこの地形のイメージが掴め無かったが、現地に出向き一見すると、聞きしに勝る絶景であることに驚く。 バスで高地に登っていくのだが、スケールが大きいから大きな丘陵地帯を登っていく感じである。周囲には木々も生え、鹿などの動物も生息している。帰り際に鹿の群れを観る。我々が行ったのはサウスリムと呼ばれている方だ。(ノースリムは車で4…
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北米旅行⑦ アンテロープキャニオン

ここは不思議な洞窟のような峡谷であり、それを形造っている壁面の地層=砂層が造る縞模様が美しい。また形状もクネクネした人体のような形状の空洞が続いていて不思議である。その日の最後のツアー組になる。やはりナバホ族に案内人を依頼して、そのジープで向かう。ちなみにジープで向かう所は舗装されていない場所である。今はカメラ以外はバック、リュックなど…
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北米旅行⑥ ホースシュー・ベンド

今回、出向くまで知らなかった場所である。アリゾナ州ページの町付近にある。グランド・キャニオンを作り上げたコロラド川が、およそ300度近く馬蹄(horseshoe)形に湾曲している不思議な地形である。これが凄いのは、その湾曲している地形を、崖の上から覗き観ることができる点である。 観光地らしいものは駐車場とトイレだけである。ここでバ…
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北米旅行⑤ モニュメントバレー

まさに西部劇の世界である。「駅馬車」の風景だ。砂漠のような大地から記念碑(モニュメント)のような岩山(ビュートbutte→残丘という意味)がいくつもそびえている。高いものは300㍍ほどあるようだ。テーブル形の台地(メサ)も存在する。 この地の標高は海抜1500㍍ほど、年間降雨量が20㎝程度と聞く。太古は低地でロッキー山脈から流れ出…
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