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zoom RSS 「生誕100年田村耕一展」 於佐野市吉澤記念美術館

<<   作成日時 : 2018/12/01 11:15   >>

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昨日は良い天気であった。葛生近辺にも美しい紅葉、黄葉の木々があった。私は知らなかったが、田村耕一は佐野に生まれた陶芸家である。富本憲吉に師事し、後には東京芸術大学の教授も勤め、人間国宝に認定されている。
富本憲吉に師事し、初期作として富本憲吉風の作品が一つ展示されていたが、以降は益子の陶芸家濱田庄司のような感じである。

鉄絵という酸化鉄の変化を応用した黒〜茶の色で大胆に絵付けしたものが大半である。大きな作品(壺、大皿など)も多く展示されていて、それぞれが力作である。大きいものの方が茶碗などの小さいものよりもいいと感じる。大きい壺などは右側の方が脹れ加減に感じた。一つの手癖なのであろうか。

絵は細かくはなく、色数も少ない。地の方にもかける釉薬の量や質の違いなのであろうか、変化が出ていて面白い。
鉄絵が作者の感性にあうから選択し、鉄絵の変化の面白さを生かすデザイン、絵になっていったような感じも受ける。
ただ、いいものが大きい作品にあるためか、私自身で買いたいと思うようなものはなかった。大きいものの方が良く感じるのは、この人が芸術家=作家意識が旺盛なためなのかもしれないとも思う。職人的であれば実用の用の美を意識するだろう。

なお、この人には『陶芸の技法』という著書があり、この本は陶芸をする人のバイブルのような本と聞く。他の本では、本の通りに行ってもうまくいかないことが多いが、この本は本の通りに行うことで出来るそうである。

なお、展示室には彼が師事した富本憲吉の作品や、北関東の先達である板谷波山の作品も展示されていた。また三井安蘇夫という人の石膏の少年のマスク彫刻が展示されていたが、魅力のあるものであった。聞くと、この地で金属加工を本業とした人とのことである。

近くの葛生化石館には、この日の下野新聞に取り上げられた化石がある。栃木市出流町片角(かたすみ)地区で採取されたもので、約2億7千年前の新種の腕足動物であることが国際的に認定され、「レウロシナ・カタスミエンシス」と名付けられたそうである。同種の化石はテキサスにも出ており、2億7000万年前は地球の同じ場所にあったのがプレートの移動で葛生とテキサスに動いたとの説明を聞く。
アメリカのグランドキャニオンなどに行ったばかりであり、地球の歴史を改めて認識する。

昼は葛生からさらに山奥にある「かみやま」という御蕎麦屋さんに案内していただく。こんな山奥でも土日には客が多く来るので予約を受け付けないそうである。美味しい蕎麦で、「かも焼き」というネギと鴨の肉を一緒にいためたものが脂がのっていて実に美味しかった。

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