「現代刀職展ー今に伝わるいにしえの技ー」 於刀剣博物館

本日、はじめて新しい刀剣博物館に出向いた。ある方のお供で出向いたので、展示されていた作品をじっくりと拝見していないので、作品についての意見は控えたい。出品者のお名前を拝見すると、私がはじめて知る刀匠や研師や金工、柄巻き師も多い。若い人が学んでいただけるのは心強いが、昨今の刀剣市場の動向を考えると、生活ができるのか心配になる。
この展覧会とは別に刀文協の方にだけ出品される職人もいるわけであり、本当に心配である。

JR両国駅の秋葉原寄りの出口から出て、隅田川沿いに上流に向かい、国技館、安田庭園を通り越したところにある。安田庭園から出入りできるような連絡口は閉鎖されていたが、いつかは通り抜けできるようになるのだろうか。
今は認知されていない為か、入口に「刀剣博物館」と書いた幟が何本か立てられていた。

2階の会議室からは、安田庭園が上から見渡せ、非常に良い景色である。目の前の公孫樹が黄葉したら、それはそれで見事であろう。
屋上に出られるようだが、隅田川は目の前であり、想像だが、隅田川の花火大会の時は特等席になるのではなかろうか。
また国技館と庭園以外にも江戸東京博物館、北斎美術館、震災の復興記念館などがあり、良い場所だと感じる。

3階の展示室は天井が高い設計である。それほど広さは広くないが、広々と展示してある。照明はLEDのようだが、長めのライトで、刃文を観るに良いように設計されている。
刀装具や短刀などを並べていた平ケースはあまり観やすいとは思わなかったが、補助光を設置することもあるのだろう。
そういう面積であるから、今回の新作刀も、研磨コンクールの出品作品も、全ては展示できておらずに、会期中に展示替えがある。そして、新作刀と研磨コンクールの作品が明確には区切られて展示されておらずに、戸惑うところもある。

今日は15人くらいの拝観者がいたが外国人ではなく日本人のようだった。私は面識はないが、名の知れた刀鍛冶の方も来館されていたようで挨拶に来られていた。
1階に安田庭園に面した喫茶スペースがある。まだテナントが決まらないそうだが、安田庭園に来る人にも便利なオシャレなカフェができると良い。今は自動販売機が置いてあった。

建物の設計は槇文彦氏とのことである。パッと見ただけだから正確ではないが、展示室の天井に布が使われているように感じたが、そうなのだろうか。また建物の外壁に板目が出て白く塗られた木材のようなものが使われていた。あるいはコンクリに模様として描いたものなのだろうか。

建物の機能面では、当然に国宝や重要文化財を保管するのにふさわしい構造になっているのだろう。またセキュリティは今の建物であるから当然に厳しいのだろう。
今回は1Fの講堂は気が付かなかった。

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