沖縄旅行③ 日本とは別の国(植生、衣食住など)

沖縄は日本とは別の国だとの印象を持つ。植生が全く違う。デイゴ、緋寒桜、琉球松、ソテツ、ブッソウゲ、ガジュマル、マングローブ、アカギなどを目にした。デイゴは戦争後いち早く花を咲かせたとのことで県花になっているが、現在病気が蔓延して、その駆除対策に1木当たり5万円ほどかかるのが悩みになっていると聞く。玉城(タマグスク)城跡に登るところのデイゴの並木は薬剤処理をした旨の札がついていた。

緋寒桜は出向いた南部地区は満開だった。この桜の色は2種類あるようだが、桃よりも濃いピンクで華やかである。花持ちも長いとのことだ。日本と違って桜前線は南下してくるそうだ。

琉球松も街路樹にあったが、日本の松ほど太くなく(これは沖縄戦後の植樹だからかもしれない)、かよわい感じである。葉も柔らかい感じで、樹冠が横に広がるように見える。県木とのことだが、日本と同様にマツクイムシの被害が多いと聞いた。

ソテツは識名園のような名庭にも植えられており、石灰岩から生えてくるような感じである。日本の桂離宮に、似た場所があったと記憶している。

ブッソウゲはハイビスカスの一種のようで、首里城に咲いていた。清掃の方に、花の時期を聞いたら、一年中咲いているとのことだ。赤黒い花だった。

ガジュマルは幹が太く、枝が垂れ下がり、ジャングル風で迫力がある。識名園にも巨木があった。

アカギは金城町石畳道から入ったところにある。巨木で葉は上の方だから、我々には幹が印象的であった。そんなに赤いとは思えなかった。この地区は艦砲射撃を免れたから、この木や石畳道が残っているというわけだ。樹齢は推定300年と聞いた。

住居はコンクリートのビルのようなものも多い。台風に備えて、近代的な住宅が増えているようだ。古くからの住居は赤い瓦に間を漆喰を塗ったような屋根である。そしてシーサーが一つ載っている。なお本来はシーサーはこのように置くもので、門柱に置くようになったので格好をつける為に2基ワンセットになったと教えてもらう。
塀は石灰岩の石積みで、塀の高さはそれほど高くないが、厚みは50センチ近くある。塀の上に屋根瓦がある家もあったと記憶するが、身分の違いなのだろうか。風除けにふさわしい塀である。魔除けの「石敢當」の字を彫った石が置いてあるのが多い。

墓は普通の人の墓も大きく立派である。小さな家(石棺の大型)のような形式で、屋根の形で亀甲墓、破風墓、屋形墓などがあるようだが、墓標・石碑型の日本とは別である。このような墓は中国でも見たことがあり、ご先祖を大切にしていると思う。(寺は観光の間には見ることはなく、教会は見かけた)

衣類は伝統的なものは、レストランの琉球舞踊や首里城内の案内人などで見ただけだが、和服のようだが、帯も細く、少し違う。台湾で見たものとも似ている気もするが記憶は曖昧である。中国服とは、男女ともに違って独特のものである。

琉球舞踏は、レストランで拝見したが、宮廷舞踏は能のような所作・動作だ。踊り手の一人は腰がきちんと据わっていて上手であった。「かぎやで風」、「四つ竹」、「上がり口説」などの題が付いていた。各地の舞踏の「鳩間節」、「谷茶前」、「繁昌節」、「花風」などは日本舞踊とも似ている。
おきなわワールドでは、若者による「エイサー」を見る。足を高く上げて、太鼓を叩きながら廻るというダイナミックなものである。
楽器は首里城内に展示があったが、豊富である。沖縄の人は誰でもうれしいことがあると踊られるが、なるほどと感じる。

食は沖縄料理とかの触れ込みで食べたが、沖縄そばはうどんでもそばでもラーメンでもなく味気ない。豚の角煮の大きいものが入っているが感心はしなかった。他店で食したラフテー(三枚肉角煮)も、もう少し美味しいものがあるのではと思った。アグー豚のしゃぶしゃぶは美味しかったが量が少なくもの足りない。イセエビの雲丹焼はうまかったが、これが沖縄料理かは知らない。ただモズクや海ぶどうという海藻は大変に美味しかった。

少ない日数における限定した見聞(特に食に関しては、もう少し美味しいのがあると思うが)だが、衣食住や、音楽、舞踊、墓制などは日本とは違い、加えて自然条件の違い(植物の違い)から、ここは台湾と同様に別の国だと感じた。台湾もそうだが、私は好きだ。

 

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