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zoom RSS 国立博物館とホテル日航東京の「テラスオンザベイ」

<<   作成日時 : 2015/05/21 10:29   >>

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国立博物館の「鳥獣戯画−京都高山寺の至宝」展のチケットをいただいたので妻と出向く。10時くらいに着くが、会場の平成館への入場が50分待ち、加えて鳥獣戯画を観るためにはさらに80分待つとのことである。絵巻の展示はいつも長蛇の列となる。昼にお台場のホテルで昼食の予約を取っているから、待つのはあきらめて本館を廻る。鳥獣戯画はサントリー美術館で展示があった時に観たことがあるから、「いいかな」という感もある。その代わり、本館には明治の修復の時に、模写したものが展示されていて、それを観るだけでも充分に楽しい。甲巻が生き生きして、姿態も面白い。筆の速い丙巻などは別人の手のようだが、それなりに興味深い。まさにクールジャパンの漫画の先駆的作品で、凄いものだと思う。今回、この巻物を入れていた箱(東福門院の寄贈)を観たが、豪華なものだ。

本館で驚いたというか、呆れたのは、刀剣室に長蛇の列。係員2人で整理している。「刀剣乱舞」とかのゲームの影響で刀剣女子なる輩が集まっているのだ。若い女性と外国人観光客が大半だ。三日月宗近などが目当てなのだろうか。当方は馬鹿馬鹿しくなり、観ないで通り過ぎた。刀装具は毎回、同じようなものが展示されている。博物館に寄贈する愛好家もいるようだが、刀でもそうだが、博物館、美術館が大事にしてくれるというのは幻想だ。大半はしまい込まれ、展示するのは、いつも同じようなもので限定的だ。愛好家に売った方がよほど品物の為になる。

本館2Fの武具展示における刀剣の展示では、兵庫・射楯兵主神社蔵の定利の拵、俗に言う天正拵が興味深いし、私には魅力的だった。柄巻きのふすべ皮は半分欠損しているが、形の良いものだ。肥後信長拵は天正拵をセンス良くしたものだと理解できる。定利の地刃はよくわからない。ここのコーナーの福岡一文字(三鱗紋の兵庫鎖太刀の中身)、古備前吉包はさすがに良い御刀だ。

本館の2Fの展示では、猿の埴輪の表情がステキである。首だけであり、他部分が欠損しているのかわからないが、大したものだ。
茶道具のコーナーでは。水指に使われた南宋の青磁j形瓶。ひび割れ(貫入)が多く、完器を好む中国人の時代からのひび割れであろうかと疑問を持つが、魅力があるものだ。
仏教美術で、金銅透彫華鬘(けまん)という、青銅に透かし彫りをしたものだが、こういうものを観ると、刀装具なども鎌倉時代から、この程度の彫りが出来ただろうと改めて思う。
絵と書では池大雅が多く出品されていた。南画風の絵より書に面白いものがあった。書では和歌体十種というものが国宝室に展示されていたが、私ごときは内容を判読できないが、細い流麗な書もあり、見事である。
水墨画では狩野元信の作と伝わる囲棋観瀑図屏風は、雪舟のような感もあり、僧侶から狩野派のような職業絵師の時代になったのかと感じた。

ホテル日航東京の「テラス・オン・ザ・ベイ」はオーシャンビューの良い席だった。海だけでなく湾岸のタワーマンションも林立しているが。自衛鑑のような船が前を航海しているのには驚いた。フランス料理だが、ここのは軽いソースで美味しかった。ホタテもよくあれだけ柔らかく料理できるものだと感心した。野菜も色々と豊富に使っている。

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