「コンスタンティノープルの渡し守」 塩野七生 著

これは、短編小説なのだが、司修氏の絵がついていて、絵本のような本である。トルコに行ったばかりだから、タイトルに惹かれたが、内容は、少年・少女の恋の物語である。その恋もあっさりとしている。主人公たちは声をあげて語り合うわけではない。そういう手法で淡い恋を描く作家の腕に感心すべきとも思うが、短いだけに、あるいは私がこのような物語に共感するほど若くないから、感動はしない。
トルコ、あるいはコンスタンティノープルのほんのわずかな側面だけは、この本の情景から伺える。
絵は色を極端に抑えた影絵のような絵で印象的である。絵をじっくりと観て、想像を膨らますという楽しみを見いだす本なのだろうか。


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