トルコ旅行⑥ー特異な自然景観(パムッカレ、カッパドキア)と遺跡-

カッパドキアはキノコのようになった奇岩で有名だが、やはり実際に目の前で観ると壮観だ。当時は火山地帯で、その火山灰と溶岩、凝灰岩が、雨、湧水などで柔らかい部分が浸食されて、このようになったということだ。もちろん今でも浸食は進んでいるわけだから、キノコの頭が落下したりもしているのだろう。標高1000㍍ほどのアナトリア高原にある。2日にわたって見学したが、寒い日であった。1日めはアンズの花咲く奇岩の風景だったが、2日目には一段と寒くなり、うっすらと雪が積もる風景となった。観光用のラクダが多いようだが、寒いためかわずかしか出ていなかった。

この奇岩に穴をくり抜いて住居にしている。これは9世紀頃からイスラム教徒の圧迫から逃れるためにキリスト教徒が堀ったものと説明を受ける。奇岩の中の住居、その間に中庭的な空間。そこで野菜などを育てる為に、ハトを飼うための穴も開け、そのハトの糞を肥料にしたようだ。神社のハトは困りものだが、このような利用の仕方もあることを知る。奇岩は日本でもよく紹介されているが、この中庭的空間は現地に行ってはじめて認識できた。

奇岩の形がラクダになっていたり、3美人と称されるものなど、観ようによっては何かに例えられる奇岩も多い。

キリスト教徒が、さらに隠れた場所が、カイマクルの地下都市だ。地下4階までを案内してもらったが、案内書によると地下8階まであるようだ。住居だけでなく、食料、ワインの保管場所、調理場などもあり、驚く。地上までの通風口も工夫されているようだ。見つかれば殺されるか、奴隷にされるわけだから、必死だったのだと思う。人間がアリになったのだ。狭い地下道では頭がつかえるところもある。途中に通路を塞ぐ石の輪もあった。この地方には、このような地下都市がいくつかあるようだ。

洞窟の教会群はギョレメ野外博物館になっている。そこに残るキリスト教関係の壁画は稚拙であるが、カッパドキア様式とよばれる多色のフレスコ画である。閑散期であるが、ここは観光客が多かった。

またウチヒサールという自然の岩山を城塞にしたものは壮観であった。今は危ないとして登れないが、ここを見晴らすことのできるレストランからの眺望は、この旅行で一番感激したところである。このレストランも美味しかったが、そこに白と茶の猫がおり、よくよく観れば、胸の毛がふさふさしているペルシャ猫の血が入っているわけであり、なるほどと納得した。

パムッカレにはヒエロポリスの遺跡の前が石灰棚になっている。遠くから観れば雪をかぶっている台地である。幅3㎞、高さ100㍍、厚さ300㍍になるそうだ。近くで観ると、水をたたえた石灰棚が連なる台地である。足湯というには水量が豊富に流れている水路があり、裸足になって石灰棚を歩き、その水路に足を漬けることができる。温水が地中の石灰を溶かしているのだと思うが、不思議な台地である。白い石灰棚も、よく見ると赤褐色に変色したところもある。水が無くなると赤く変色すると聞いた。硫黄の匂いがするところもあった。草原には春の初めに開花する小さな花が咲いており、葉が細い原種のチューリップの存在も教えてもらう。季節には花が咲き乱れ美しいそうだ。

パムッカレのホテルには温泉プールがあり、そこで泳ぐ。

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