トルコ旅行⑩ートプカピの秘宝ー

オスマントルコの宮殿であるトプカピ宮殿は、広く、皇居のような空間感覚である。一の門(表敬の門)をくぐると、中に杉の木が目立つ。これは命の木ということで魂が天に昇ることに関係しているようで、好まれて植えられているようだ。

二の門(幸福の門)の手前にティヴァンの塔という裁判に関係する塔があり、その横手奥がハレムである。ハレムは日本の大奥と同様だが、ここには去勢された黒人の宦官しか男は入れなかったようだ。黒人であれば、間違いがあれば肌の色でわかるということらしい。ハレムの中はブルーのイズニック・タイルだらけだ。その青も緑がかった色から、濃い青、薄い青、藍色、空色と様々な色調だが、美しい。
歴代の王を生んだハレムの女性の名前は伝わっておらず、奴隷身分の者も多かったようだ。

出るとまた広場があり、ヒヤシンスの花が咲いている花壇もあった。日本の庭園とは違って簡単なものだ。この右側に宝物館がある。宝物館の中は、宝石と金、銀の装飾をしてあるものが中心である。外国から皇帝がもらった勲章類も多い。
トプカピの短剣は大きなエメラルドが3つ柄に嵌め込まれていて、鞘にも細かい宝石が散りばめられているものだ。宝石は価値があるかもしれないが、刀装は日本の拵の方が品があって、美しいと思う。長剣もあり、長さは2尺4、5寸程度である。剣のスタイルに少し反りもある。外装は金、銀、宝石で同様だ。

文句無しに驚いたのは、86カラットの大きなダイアモンド(スプーン職人のダイアモンド)である。これは凄い。まさに”宝石”だ。こういうのを観ると、ダイヤモンドは1カラット以下は屑と言われるのももっともと思ってしまう。

あと別館に、オスマントルコの皇帝の肖像画がたくさん掲示されていたが、時々、面白いポーズの肖像画があった。また古い時代の時計がたくさん陳列・展示されている場所もあった。

さらに海沿いにも庭園があり、その先にはビザンチン時代の城壁がめぐらせており、確かに堅固な城壁だ。加えてボスポラス海峡、金角湾、マルマラ海の三方が海のお壕となって守っている。こういうところだから眺めも良い。




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