「国立モスクワ合唱団 WITH 新日本フィル」 於すみだトリフォニーホール

昨日の夕方は妻と国立モスクワ合唱団のコンサートを聴きにいく。私は昔からロシア民謡は好きで、ビクターから出されたロシア民謡の音楽テープを持っている。当時はこのテープでも2800円していたのだから隔世の感がある。このテープは赤軍合唱団のだと思っていたが、今日、改めてみると、今回のモスクワ合唱団の歌も入っていた。

今回の指揮者のウラディーミル・ミーニン氏は1929年生まれとあるから84歳であるが、こんな歳を感じさせない。解説を読むと、氏がこの合唱団を創設したようだ。

第一部は新日本フィルとの協演で、モーツアルトの「踊れ、喜べ、幸いなる魂よ」(ソロキナのソプラノ独唱)、モーツアルトの「アヴェ・ヴェルム・コルプス」、スヴィリ-ドフの「雪が降っている」、同じく「ロマンス」と、ラヴェルの「合唱と打楽器のためのボレロ」である。アンコールもあったが曲名は私には不明である。

前半の曲はよくわからない曲だったが、ラヴェルのボレロは面白かった。合唱団と新日本フィルのわずかな打楽器だけで演じたもので、小さい声、小さい音から、音を大きく、テンポも早くしていくような形で盛り上げていく。実に楽しかった。

第二部は、ロシア民謡のメドレーで、合唱団全員、あるいは、そこから一人、二人が独唱も加えるという形で歌いあげていく。曲目は「お月様通り過ぎた」「丘で山で」「鈴は単調に鳴る」「カチューシャ」「鶴」「わかって下さい」(これは因幡晃の曲で日本語で歌う)、「黒い瞳」「カリンカ」「アムール河の波」である。

やはり、馴染みのある「カチューシャ」「カリンカ」が良かった。

プロだから当たり前と言えば、その通りなのだが、音は止めるべきところでは一人の違いもなく、ピタッととまるし、テノール、バス、ソプラノ、アルトなどの各パートごとの特色をだしながらの調和など素晴らしいと感じる。独唱もできる人が合唱をしているのだから上手いのも当然なのだが、小さい音は小さく、かぼそく、そして大きく歌いあげるところは、ホール全体に響き渡る感じで圧倒される。さすがにお金を取るだけのことはある。

ロシアも腹の立つところのある国だが、ロシアの音楽と文学は素晴らしく、私は好きだ。

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