旧古河庭園と古河邸

昨日、上中里にある旧古河庭園と、その中に建つ旧古河邸を見学した。
紅葉の季節であり、きれいに紅葉していた。古河邸の2階の窓から、下の洋風庭園を取り巻く紅葉の木々が様々な色で美しかった。京都と違い、東京は気候の違いのせいか、あまり美しくはないのだが、ここは、そこそこに美しい。
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おもしろい庭である。洋館の前は洋風の庭でバラなどが咲いている。それからツツジの刈り込みがあり、他は日本庭園である。敷地は3万㎡あるようだ。大正当時の京都の有名な庭師・小川治兵衛を呼んで作らせたもので、見事である。
敷地は本郷台地に谷津が入り組んでいたのか、自然の高低もあり、それを庭造りに活かし、水をうまく使っている。

旧財閥の当主の館であり、豪勢なものである。敷地の外縁に馬車道という広い道路を設けている。庭には大きな心字池があり、それを回遊するように道があり、茶室もある。木はパンフレットによると高木が2400本、低木2400株とあるが、松と紅葉を中心に植えているように感じる。池に向かって落ちる大瀧や、水の無い枯瀧の趣向も作ってある。池の橋に大きな一枚の石を利用したり、石も色々な種類(例えば火山岩もある)を使っている。コナラなどの大木も外周の方にはある。大きな燈籠や、趣きの異なる燈籠を随所に配置している。品は悪くはなく、さすがに植治こと小川治兵衛だ。

洋館はコンドルの設計で、3階建てであるが、実質は2階(地下室もある)である。往復はがきで妻が参観を申し込んだ。1時間くらいのガイド付きの参観で、興味深いものだった。外観はまったくの洋館であるが、その中に日本風の畳の和室も多く取り入れている。他の洋館だと、洋館とは別に和風の一棟があるのだが、ここは中に取り込んでいる。
自分たちの居間を南側の良い場所にしているのは、それまでの日本人にはなかったような発想で近代的とのこと。(客間を優先が従来の考え方)パンフレットによると建坪は414坪で、大正6年の竣工とのことである。


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