円通寺の借景、上賀茂神社の立砂、三十三間堂の仏、養源院の俵屋宗達

京都に着いたのが朝早かったので、桂離宮に出向くまで、四条烏丸の仏光寺で、ご先祖のお参りをした。本堂を我々の為に準備してくれて、宗祖親鸞聖人の像の前で20分弱拝んでもらった。蝉時雨が遠くに聞こえ、台風の影響で、いい風が本堂を吹き抜ける。そこにお線香の薫りと、お坊さんのお経の声、良かったです。心が清々しくなる。

2日目は、暑いから、修学院離宮の後は、タクシーで円通寺に出向く。ここの比叡山の借景庭園を妻に見せたかった。
比叡山の全貌が見事に望める地を選んだのだ。そして、その山裾の調度良いところから、借景になるように、刈り込みの高さを調整している。そして杉を縦に太く入れて、アクセントをつけている。今回、陰影(陰は室内と大きな杉木立による暗さ、陽は比叡山)も面白いのに気が付く。それだけの庭だが、一見の価値がある。
しかし、今日は、少し緊張感が欠けている感じがした。杉の枝が少し伸びすぎている。切るべきだと思う。また借景を遮る余分な若木が生長している。これも抜くべきだと思う。
台風か大雨かで、塀などに被害が出ており、この影響かもしれないが、昔は緊張感のあるお寺であった。

交通が不便だから、タクシーを待っててもらって、上賀茂神社に出向く。
神社は清潔な境内が大事だから、庭の見所はない。大きな立砂という盛り土が一つの見所だ。私は小さい時、雷が怖かった。案じた祖母がお守りをもらってくれたのが、この賀茂別雷神社のものだった。
タクシーの運転手が、神馬堂(じんばどう)の焼きもちが美味しいからと教えてくれたので、参拝した後に出向いたら、老舗だけあって、平日の朝11時半頃だが、今日は売り切れましたとのこと。売り切り御免が老舗の経営の要点だ。

妻が三十三間堂は修学旅行だけで、記憶が無いというから、出向く。この中の仏像、二十八部衆、風神、雷神の像は見事である。躍動感もあり、鎌倉彫刻の傑作である。

ここまで来たら、近くの養源院の俵屋宗達の襖絵がいいから、そこに出向く。お年寄りの案内人が、カセットテープで案内する形式になり、うるさい。この宗達は好きだが、ガラスに覆われていて、照明控え目はいいのだが、ガラスに外の景色が映り込み、残念。
鶯張りの廊下、伏見城の徳川方城兵の血天井が見所で、庭は拝観できない。

暑いから京都国立博物館に出向いて出雲の神の展示を見る。つまらん展示である。

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