「セブンーイレブンおでん部会」 吉岡秀子 著

セブンイレブンにおける商品開発の過程を取材してまとめた本である。おでん以外に、おにぎり、メロンパン、調理めん、サンドイッチ、カップ麺、アイスクリーム、お菓子&デザートについて取材している。
各商品における開発において、どのような目標、狙いで取り組みはじめ、協力してくれたメーカーと、どのような点に留意をして、どのような点に苦労して開発してきたかとまとめている。こういう本の場合、当然、取材はセブンイレブンが協力していると思われる。話せる範囲で取材に応じているわけだから、どうしても、「どう、こんなに苦心して開発しているのよ」というニュアンスが出てくることは否めない。

読んでいると「なるほど、こういう細かいところにもこだわって開発してきたんだ」ということは理解できる。確かにコンビニの中では、セブンイレブンのものが美味しいものが多い。でも、それはコンビニエンスの中での話だ。味そのものに大きく感動するものではない。
ただ、セブンイレブンは偉いと思う。一番はじめに商品化した「おでん」だが、私は、狭い店内で、あの臭いー人によっては嫌う人もいると思うーが、店内に充満して大丈夫かなと懸念したものだ。臭いをできるだけ出さないような工夫とか、味が各店で均質化する工夫など、この本で改めて知ったが大したものだと思う。
サンドイッチなども、昔、我々がこういうところで買っていたものに比較すると、本当に格段の進歩と思う。昔のはパンが湿気を吸ったり、逆にパンがばさついたり、まずいものであった。敬意を表したい。
小割けそばもはじめて出た時は驚いたものである。麺をほぐす水=だしなど立派な工夫だと思う。
何となく、本というより、受けを狙った雑誌の読み物をまとめたような本である。その意味で読みやすい。


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