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zoom RSS 「旅への憧れ、愛しの風景」展 於ホテルオークラ

<<   作成日時 : 2016/08/08 06:46   >>

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ホテルオークラが毎年、夏に実施しているチャリティーイベント「秘蔵の名品 アートコレクション展」である。協賛企業が持っている絵画が展示され、なかなか面白いところがある。今回は標記のテーマで実施され、その副題に「マルケ、魁夷、広重の見た世界」とある。

マルケとはフランスの画家アルベール・マルケのことで、私は知らなかった画家だが、肌色と灰色が交じったような色が印象的である。そのようなパステルカラーのような軽やかな色で、穏やかな風景を描いている。彼が住んでいた周辺など身近なところの風景である。

魁夷とは東山魁夷のことで、今回の展示には信濃の東山魁夷美術館の作品が何点か展示されており、それらはいつもの東山魁夷の作品とは趣きが異なるものである。この美術館には東山魁夷が自宅に保管していた作品を寄贈したと聞いており、習作的な作品なのだと思う。

広重は浮世絵師で、今回は保永堂版の東海道五十三次が全部展示されていた。摺りも保存状態も良い作品であり、摺りが良いと、何気ない風景画も、味わいが深くなるから不思議である。日本通運が所蔵しているようで、納得した。

他にも多くの作品が展示されている。今回では林武が縦長の画面に富士山を描いたが印象に残っている。使っている色はそれほど多くはないが、力の籠もった名作である。

また佐伯祐三のパレットを持った自画像が出ていた。この絵は画集では見たことがあるが実見したのは初めてである。佐伯は他に2枚展示されていたが、いつもの早く画いた感じの絵ではなく、おとなしい感じの絵である。

横山大観の海山十景の内の4点が展示されていたが、この中では「霊峰四趣 冬」が良かった。この作品は戦争に協力する為に、大観が画いたものと認識しているが、宗教法人のコレクションのようである。

そんなに混んではいないが、その分、会場にはホテルの従業員が多く目に付く。各企業が秘蔵しているのを、こういう場で展示してもらうのは楽しい。

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