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zoom RSS 「創流120周年いけばな小原流展」 於日本橋高島屋

<<   作成日時 : 2015/03/03 22:06   >>

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妻がチケットをいただいたので、出向く。高島屋の1階に入った所にも作品が展示されていた。会場を入ってすぐに飾ってあった枯れ木というか白木の大きな木は、驚きを感じるもので凄いと思う。これは木が自然に造りだした造形(自然と言っても、枝を落としたり、枝を曲げたりの加工をしているのかもしれないが)を、生ける人が一番良く見えるように飾ったものだろうが、一つの立派な前衛芸術だ。そして「いけばな」の本質を突いていると思う。自然の妙を、人間の手で更に美しく見せるということだ。

この展覧会は、小原流の家元だけでなく、全国のお弟子さん達が、ここで造りあげ、展示している。花木を与えられて造るわけだから同じような趣向の作品も多い。そういう意味ではモノ足らないが、同じような趣向というのが小原流の特色ならば、それはそれでいい。
そして、展覧会での「いけばな」だから、やや大仰なものが多い。やりすぎという感を持つものもあった。絵で言うところの展覧会芸術だ。もちろん、こういう作品を造った人も、自宅では、家のスペース、雰囲気にあった「いけばな」を飾るのだと思う。場に合わせて花を飾るのも「いけばな」の技だと思う。朝日の御軸を掛けて、その朝日に松の枝などを合わせた飾り付けもあったが、なるほどめでたいと思った。

花は今の季節だから、椿が綺麗である。桜、レンギョウ、ボケ、寒牡丹、スイセン、それに松、沖縄・南方系の花や木、ロウバイなども使われていた。南天の実を活かしているのもあったが、ともかく花だから季節を意識したものの方が私は良いと思うが、展覧会であり、開催時期に合わせなくてはならないから、苦労はあると思う。

流派誕生120年と言うのは池坊などに比べれば浅い歴史だろうが、流祖の作品を復元したものを4Kで撮ったものなどの映像も流れていた。今の技術を伝統に織り込むのも大事だと思う。

欧米のことはよく知らないが、花を飾るとなると豪華になるのではないか。その点、日本は豪華だけでなく、あでやかにも、可憐にも、清楚にも、気高くも、そして野にあるようにも、美しく飾る技を磨いているのだから凄いと思う。
「いけばな」も大事にして欲しい日本の伝統だ。

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