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zoom RSS 「「幸せ」になる力」 山ア邦宣 著

<<   作成日時 : 2014/12/09 10:55   >>

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この本は地元の知人である幼稚園園長が上梓された本である。自園の幼稚園の歴史が50年になったことを契機に、その歩み、園の教育方針(=これは著者の幼稚教育への思いでもある)、実際の幼稚園の現場での教育内容や、それに反応する園児、親の様子などが書かれている。

ひ弱な園児の観察から、運動を積極的に取り入れることを思いつき、具体的には「なわとび」目標回数80回を設定して、各自が頑張れるように指導している。我々は「なわとび」など簡単と思うが、はじめての子には難しいところがあるようで、その教え方など「なるほど」と思う。

リトミック教育(音楽に動きを取り入れた方法)を導入している。今は小学校でダンスの授業もあると聞くが、それの先取りである。リトミックは著者の奥様が学んだだけでなく、専門の講師を呼んで実施している。専門家の先生が教えておられれば、園の先生方も、その教え方を見て学ぶことになる。こういう方法も素晴らしい。

音楽だけでなく絵や陶芸も、それぞれの教育方針(枠に当てはめるような方針ではなく、まず好きになってもらい、結果に対して、良い点を見つけ、それを褒めるという方針)で積極的に導入している。
時々の親御さんの反応や、著者自身の子育ての経験なども織り込んでおり、興味深い。

また生の音楽にも拘っておられ、ピアノは各教室にあり、年に数回、演奏家を呼んでのコンサートも実施している。こういうことも長い目で観ると大事なことだと思う。

姿勢の大切さ、具体的には「立腰」の姿勢を教え、挨拶をきちんとできる子に育てる方針である。最近は論語の一節を唱和してもらっているようだ。これも長い目で効果のあることだと思う。たとえば「自ら省みてなおくんば、千万人といえども我行かん」などを覚えていれば、正義を実行するのにためらわない子になるだろう。

幼稚園は人間としての根っこをつくるとか、友達の大切さ、人間関係の大切さを学ぶ、人間社会の基本的なルールを学ぶ場所であり、それが「幸せ」を生きる力になるということだと著者は主張し、それが本の表題になっている。

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